ボタンの日の意味や由来とは?11月22日が記念日になった理由を紹介

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ボタンの日の意味や由来とは?11月22日が記念日になった理由を紹介
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ボタンの日とは

毎年11月22日は、ボタンの日です。

この日は、日本のボタン業界がボタン産業の育成を目的に制定した記念日になります。

登録申請を行ったのは、一般社団法人日本釦協会です。

11月22日が記念日になった理由

ボタンの日の日付は、なぜ11月22日になったのでしょうか。

日付は、日本海軍の制服に由来します。

明治3年11月22日、日本海軍の制服にヨーロッパスタイルのネイビールックが採用されました。

制服には、前面に2行各9個、後面に2行各3個の金地桜花ボタンをつけることが決まったことから、記念日の日付が11月22日になりましたよ。

制服には、24個もボタンがついていたんですね!

日本釦協会とは?

ボタンの日の登録申請をした、一般社団法人日本釦協会とはどのような団体でしょうか?

一般社団法人日本釦協会は、服飾ボタン唯一の政府公認団体。
1956年に創立された長い歴史のある団体となります。

一般社団法人日本釦協会では、ボタン産業育成のために様々な活動を行っていますよ。

日本ボタン大賞を開催

日本ボタン大賞は、一般社団法人日本釦協会が主催する公募です。

ファッション業界で活躍する著名な先生を迎え、グランプリなど優秀作品を選出し表彰しています。

日本ボタン大賞は、2年に1回開催され、2018年には20回目の開催を迎えましたよ。

受賞作品は、普段使いのボタンとは違う価値が感じられ非常に面白いと思いました。

参考:第20回2018日本ボタン大賞 受賞作品

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ボタンの始まりは?

エジプトやギリシャで発掘された紀元前4000年のモノがボタンの原型とされています。

当時のボタンは、衣服を止めるモノではなく権威を表す印章やバッジに用いられていたようです。

その後、古代ゲルマン民族が寒さから身を守るため、毛糸などを巻きつけた時の留め具に使われた木の実などが、ボタンの始まりとされています。

日本では、明治維新前後にポルトガル語の「botao」からボタンが普及します。

ただしボタンという名称が用いられるようになったのは江戸時代中期で、それまではボタンを根付として扱っていましたよ。

参考:ボタン豆知識

ユニバーサルボタンが増えている

いろいろな形や素材のあるボタンは時代とともに変化しています。

最近は機能性とファッション性を兼ね備えたユニバーサルなボタンが増えつつあるようです。

ボタンホールに止めやすいボタンやループかけ専用のボタン、ソフトボタンなど、年齢や体形、サイズや障害に関わりなくファッションが楽しめるよう工夫がされはじめています。

11月22日のボタンの日には、ボタンに着目してファッションを楽しむのもいいですね!

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この記事を書いた人

脇田知子

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