ふくの日とは? 日にちや特徴について
2月9日は、「ふくの日」です。
この記念日は、下関ふく連盟が1981(昭和56)年に制定しました。
魚のふぐをPRするために定められた記念日ですよ。
ふくの日が2月9日である理由
そもそも、なぜふくの日が2月9日になるのか、理由が気になるところですよね。
実は、下関では「ふぐ(河豚)」のことを「ふく」と発音するようです。
そこから2月9日の「29(=ふく)」という数字を当てはめて、ふくの日に制定されました。
語呂で定められた記念日なので、とてもわかりやすいですね。
ふくの日にちなんだイベントも開催される
ちなみに、ふくの日である2月9日には、下関市内の恵比寿神社で、豊漁と航海の安全を祈願する「ふくの日祈願祭」が行われます。
祈願祭では、祈祷後に市内の養護老人ホームへふく刺し慰問をしているのだそう。
残念ながら一般の人は参加できないお祭りですが、ふくの日に近い2月11日には毎年「下関ふくの日まつり」が開催されます。
開催場所は、下関市彦島西山町にある「南風泊(はえどまり)市場」です。
ふぐ刺しやふぐ関連製品の即し売り、ふぐの料理教室、大抽選会などが行われるお祭りで、なかでも先着1,000名限定のふぐ鍋の無料提供は人気イベントの一つみたいですよ。
「ふぐが大好き」というのなら、ぜひ下関ふくの日まつりに参加してみてはいかがでしょうか。
2月9日は「服(=ふく)の日」でもある
2月9日は魚のふぐにちなんだ記念日であると紹介しましたが、同じく2月9日は「服の日」でもあります。
これは、1988年に全国服飾学校協会・日本ファッション教育振興協会等が制定した記念日です。
こちらの記念日も語呂合わせで「29=服(ふく)」と定められたもので、わかりやすいですね。
服の日にちなんだイベントはなさそう
2月9日の服の日にちなんだ行事を調べてみましたが、ファッション関連のイベントはないようです。
ただ、ブックオフでは毎月29日を「服の日」と決めているようで、いつもよりも安く古着が購入できるイベントを行っています。
イベントを実施しているのでは、一部店舗のみなので、興味があれば近くのお店をチェックしてみてくださいね。
毎月29日の「ふくの日」もある
同じ「ふくの日」という名前でも、株式会社日本アクセスが制定した「ふくの日」という記念日もあります。
これは毎月29日にある記念日で、「和菓子の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」「和菓子を通して幸せな気持ちになってほしい」という思いが込められた日です。
和菓子は1年を通して楽しめるお菓子であることと、幸福な気持ちの福(29)という語呂合わせから、毎月29日を記念日にされたようですよ。
「福の日」は12月29日
余談ですが、同じ語呂で「ふく=福」で、「福の日」という記念日もあります。
ただ、福の日の日にちは2月9日ではなく、12月29日です。
この記念日は、水産練り製品などを製造・販売をする株式会社紀文食品が制定しました。
「正月行事本来の意味やいわれを知ることで福を招いてもらう」という目的があるため、日付は、お正月前の12月29日になったそうですよ。
そのほかの2月9日の記念日
2月9日は、「ふくの日」や「服の日」以外にも制定されている記念日がいくつかあります。
2月9日の記念日は以下のとおりです。
- 木曽路「ふぐの日」
- 木曽路「肉の日」
- 副業(複業)の日
- とらふぐ亭の日
- 福寿の日
- 漫画の日
- えのすいクラゲの日
- 白馬そばの日
- クレープの日
- パソコン検定の日
そのほか、2月9日についての情報は以下で詳しく紹介していますよ。
記念日にふぐ料理や和菓子を堪能するのもいいかも
当たり前のように河豚のことを「ふぐ」といっていたため、下関で「ふく」と呼ばれていることに驚きました。
ふぐ料理といえば、刺身(てっさ)や鍋(てっちり)が有名ですよね。
ふぐは高級なイメージがあるので、普段食べることはないのですが、記念日を知ったきっかけに「2月9日はふぐ料理を食べるのもよさそう」と思いました!
また、毎月29日は和菓子にまつわる記念日だとわかったので、29日には季節の和菓子を楽しむのもいいかもしれませんね。