Kindle本の出版方法や流れを解説!実際やってみたやり方で紹介します

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私はもともと2013年に自分でKindleで出版していました。2冊だけ作って、そのあとは特に何もせずにいました。

ノマド的節約術の過去のブログ記事を一緒に仕事していた人にまとめてもらって8冊出版するということもありましたが、自分で作ったのは2冊だけです。

とはいえ合計10冊も電子書籍があり、そこまで売れてないとはいえ、長年にもなると売上の金額もチリツモで大きくなってきました。

それを見て、また電子書籍をコツコツと作っていこうという気持ちになっています。

ところが、出版のやり方をすっかり忘れており、どうやって出版まですればいいのかわからず、しばらくは苦労しました。

再開してから3冊ほど出してみて、ようやくしっくりいくKindle出版のやり方が分かってきたので、ここでまとめておきますね。

目次

Kindle出版のざっくりとした流れ

まずは、大まかな流れをまとめておきます。ざっくりと以下の順番で作れば、しっかりとしたフォーマットでKindle出版ができますよ。

  1. 原稿を作る
  2. 原稿をでんでんマークダウンの形式に変換する
  3. でんでんコンバーターでepub形式に変換する
  4. 変換したepubをKindle Previewerで開き、mobiファイルでエクスポートする
  5. 電子書籍の表紙画像を用意する
  6. Kindleの管理画面から表紙画像とmobiファイルをアップロードして出版手続きする

原稿を作る

何はともあれ、まずは原稿を作りましょう!
話はそこからです。

文章を書いたり、必要な画像を用意するところからになります。

私は最初Googleドキュメントで書いていました。画像も中に入れられるため、それっぽく見えますからね。

ただ、あとあとのことを考えて、画像は別にファイルとして残しておきましょう。その理由はあとで説明します。

あと、原稿を書くとき、文章の書き出しは全角で1マス開けるようにしました。そのほうが本っぽくなります。

原稿をでんでんマークダウンの形式に変換する

原稿ができたら、原稿の書式を「でんでんマークダウン」の形式に変換しましょう。

あとで紹介する「でんでんコンバーター」を使うために必要です。でんでんコンバーターを使って電子書籍を作ると、本の中にある見出しが目次になり、Kindleを開いたときにもアプリ内から目次の移動ができて読みやすさが圧倒的に良くなります。

話を戻して、原稿の書式をでんでんマークダウンにするところですね。

オリジナルの書式で書くようにすれば、あとあとの変換で一発で電子書籍の形式になります。

最初は馴染みがないので難しく感じるかもしれませんが、実際にやってみるとそこまで難しくないですよ。

見出し、箇条書き、画像、ハイパーリンク、改ページあたりをよく使うかと思いますが、書き方はすべてでんでんマークダウンのページに書いてありますので、そのとおりにやればOKです。

でんでんマークダウンで書いた原稿のファイルはtxtファイルなどで保存しておきましょう。

でんでんコンバーターでepub形式に変換する

でんでんマークダウン形式のファイルが揃えば、次はでんでんコンバーターを使って、epubというファイル形式に変換します。

でんでんコンバーターの画面

先ほどまでの工程で用意したtxtファイルと、画像があった場合は画像ファイルを、「アップロードしてね」のところで一気に選びます。100ファイルあってもいけました。

「情報を入れてね」のところで、本のタイトルと著者名を入れておきます。

「お好みでどうぞ」のところは、文字通りお好みでチェック入れたり外したりで大丈夫です。私はいつもそのままにしていますね。

ファイルを選んだあとは、下にある「変換」ボタンを押せば、epub形式のファイルがダウンロードできますよ。

変換したepubをKindle Previewerで開き、mobiファイルでエクスポートする

※ 2024年1月時点だとこの工程はなくても大丈夫でした。

でんでんコンバーターで作られたepubファイルを用意できたら、次はKindle形式にするための準備になります。

Kindle Previewerという確認ツールをまずはダウンロードしてインストールしましょう。

Kindle Previewerを開いたら、「ファイル」→「エクスポート」を選び、ファイル形式を「.mobi」にしてエクスポートしましょう。

これでmobiファイルができます。

電子書籍の表紙画像を用意する

Kindleの販売ページを見ていると、いろんな電子書籍ごとに表紙があると思います。

表紙があったほうがいいので、こちらも忘れずに作っておきましょう。原稿ができてタイトルが決まった段階で作るのがいいですね。

私はデザイナーさんに依頼しています!

Kindleの管理画面から表紙画像とmobiファイルをアップロードして出版手続きする

ここまで終われば準備完了です!

あとはKindle direct publishingのページに移動したあと、画面の流れにしたがって本の情報を入力していきます。

途中で表紙画像と原稿をアップロードするところがあるので、そこでこれまでの流れで作った画像やmobiファイルをアップロードしてください。

価格を決めて出版手続きを終え、審査が終われば無事に販売開始です!!

間違っていた場合は最初からやり直せばOK

出版までの間に、実際にどんな画面で原稿が表示されるのか見るかと思います。

そのときに抜けがあったり、間違いがあって直しておきたいという場合は、原稿から直して、先ほどとまた同じ手順でmobiファイルを生成すればOKです。

セルフ校正の作業が多くなると思うので、何回も繰り返すかと思いますが、そうやって何度も使っていくことでやり方を覚えるかと思いますよ。

出版以外の準備することは端折っています

ここでは、あくまでKindle出版の流れだけを紹介してきました。

アカウントを作ったり、銀行口座を登録するといった手順は省略しています。もしそのあたりも含めて知りたい場合は、Kindle出版のやり方について書いている本を読むのがおすすめです。

さるでもできるKindle電子出版: 40冊以上のKindle本を出版した筆者が、KDPアカウントの登録方法から、キンドルに最適なファイル作成まで、電子出版に必要な情報をすべて公開!」という本がわかりやすかったです!

自分用のメモに書きましたが、これからKindleで電子書籍を作るときの参考になればうれしいです!

でんでんコンバーターの画面

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この記事を書いた人

株式会社ONWAの代表をしています。このブログでは、自分が考えていることを発信していくつもりです。ブログ・メディア運営の考え方やノウハウも発信予定。

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