編集者の仕事で意識している8つのこと。ライターさんとのコミュニケーションの考え方まとめ

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編集者の仕事の1つに、ライターさんとのコミュニケーションがあります。

2015年から未経験で何も知らない状態から編集者としても仕事するようになりました。

その後3年以上編集者としても仕事を続けてきて、その中で学ぶこともたくさんありましたので、このページでは自分が現時点で考えている編集者の仕事についてまとめて紹介していきます。

普段ライターさんとコミュニケーションをとる上でどんなことを考えているのかまとめますね。

目次

自分の軸や考え方の芯を持つ

編集以前に何よりも大切だと思っているのが、自分自身の考え方をしっかり持っておくこと。

なんのために仕事をお願いしたのか、なんのために編集をしているのか、その先に何を成し遂げたいのか、そういったことを常々考えておくことが重要だと思っています。

そこがしっかりと固まっていないと、単純な作業になってしまいがちで、そういった微妙なゆらぎは読み手にも伝わってしまうものです。

自分が完璧にできてるとはいえないですが、意識しておくだけでも全然違ってくるところだと思いますので、第一に考えるようにしてくださいね。

アイデアを出す

ライターさんとのやりとりの中で、記事のアイデアを出してもらうこともあるのですが、こちらでアイデアを出すこともあります。

記事を書くのとアイデア出しはまた別の能力になりますので、相手が得意ではないのなら、そこもサポートしてあげてもいいのかなと思いますね。

何を書いていいのかわからないと相手が迷っているのであれば、目線を低くしておけばネタが浮かびやすくなりますよ。

感謝の気持ちを伝える

仕事をお願いしているということは、自分ではできないからこそ頼んでいると思います。

その時点でかなりありがたいことですよね。

仕事依頼していることが当たり前になってしまうと忘れてしまいがちですが、お互いの足りないところを補い合っているという気持ちを忘れず、相手への感謝はその都度伝えるようにしたほうがいいと思います。

ちょっと多いかな、というぐらいでいいと思いますよ。

自分が逆に相手から感謝されたらうれしいですよね。
自分がされたらうれしいと思うことは相手にもしたらいいと思います。

もちろん相手が嫌がるのであればそれ以上はしないほうがいいですけどね。

言うことははっきりと言う

ライターさんに記事を書いてもらったとき、こちらの意図と違う内容が上がってくることもあります。

マニュアルなどに書いてある基本的なことができていないことも案外あるものです。

そういったことは放っておくのではなく、きちんと指摘することが大切ですよ。

これは自分の手間を減らすのも、相手にとっても同じミスを繰り返さないために重要です。

言い方には十分気をつける必要がありますが、こちらが思っていることはちゃんと相手に伝えないと、毎回毎回同じことをこちらが対応しないといけなくなるため、どんどん負担が大きくなってしまいます。

相手が気を悪くするという気持ちはよくわかりますが、言わないとこちらの気持ちがモヤモヤした状態になるため、ちゃんと指摘するべきところは指摘しましょう。

前向きに伝えることで相手もポジティブにとらえてくれると思います。

いいところは素直に褒める

指摘することがあるなら、逆にここはすごいなあと思うこともあるのではないでしょうか。

自分にはなかった視点を持っていたり、すごいと思わされることも多いですよ。

そういったときは素直に相手に伝えましょう。
褒めることも大切だと思っています。

自分も含めて、人間は感情で動くいきものです。
怒られるよりも、褒めてくれる相手と一緒にいるほうがうれしいですよね。

ここでも意識しているのは、自分がされたら嫌なことはしないということ。

逆にしてもらえたらうれしいと思えることをするということです。

その前に紹介した「言うことははっきりと言う」のところ、それだけだと相手に重たい印象を与える可能性もあるため、褒めるのとセットですることもあります。

そのときは順番も意識していて、先に指摘してあとで褒めるということもありますね。

読み終わったときにポジティブな気持ちでいられるかどうかを考えてのことです。

雑談する

オンラインで仕事が完結できるため、どうしても仕事ばかりのやりとりになりがちです。

もちろん仕事のやりとりは最低限必要なのですが、その中に少し雑談を入れてみると、相手との心の距離が少し近くなるかと思います。

何か相手が引っかかるようなことを言ったときに逆に質問して聞いてみるなどして、何気ない会話をするようにしてみましょう。

そうするとお互いのコミュニケーションがスムーズになるかと思います。

それが仕事にも好影響になりますよ。

実際に会って話をする

より相手とのコミュニケーションをとるのであれば、実際に会って話をするのが一番です。

私はいつも日頃の感謝を直接伝えようと思って会いに行ってます。

直接会うと、メッセージのやりとりだけでは伝わらないことも伝わるような気がしてて、その後の仕事のコミュニケーションにもいい影響があるような気がしてますね。

実際に会って話をするときも仕事の話だけではなく、日常のことを話すことも多いですよ。

そこは相手の話し方に合わせる感じで、おもしろい話題が出てきたらそのことを深掘りして聞くこともありますね。

自分のことだけを話すのではなく、基本的には相手の話を聞くつもりで会いに行ってます。

人に会いに行ってるのに自分の話しかしないとか変ですもんね。

相手から聞かれたら自分の話をしましたが、みずから自分の話をすることはありません。

オフ会を企画する

人と人をつなぐのも、個人的には編集者の仕事だと思っています。

それ自体が「編集」の1つという意識でいますね。

横のつながりができてほしいという気持ちがあるので、おみやでは定期的にオフ会を各地で開催しています。

普段は一人で黙々と仕事をしているライターさん同士が顔を合わせて話す機会ができれば、そこでまたコミュニケーションがうまれますからね。

自分がきっかけとなって知り合った方同士が仲良くしているのを見るとうれしい気持ちになります。

さいごに:お互い気持ちよく仕事する意識で

編集者としてやっていることをいくつかあげてみましたが、共通しているのはお互いに気持ちよく仕事ができるような環境を作ることです。

気持ちよく仕事しつつも、ちゃんと成長できたり、それ以外のことでもプラスになるように意識しています。

もちろんできていないことも多いですが、気持ちだけでもちゃんと相手に伝わるように意識し続けていくことが大切なのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

株式会社ONWAの代表をしています。このブログでは、自分が考えていることを発信していくつもりです。ブログ・メディア運営の考え方やノウハウも発信予定。

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