菜の花の花言葉
菜の花は、黄色くて明るい花の色が特徴です。
そんな菜の花の花言葉は以下の通り。
- 「小さな幸せ」
- 「快活な愛」
- 「活発」
- 「豊かさ」
- 「明るさ」
- 「予期せぬ出会い」
- 「競争」
明るい花の色にちなんだ花言葉が多いですね。
前向きな花言葉が多いこともあり、「菜」という字は赤ちゃんの名付けによく用いられていますよ。
怖い印象を与えるものがないので、花言葉として贈りやすいです。
メッセージカードに花言葉を添えて贈るのもいいですね。
色別の花言葉
菜の花というと黄色のイメージがありますが、白い花や紫の花もあります。
白い菜の花は、大根の花。紫の菜の花は、紫花菜(ムラサキハナナ)といいますよ。
どちらも同じアブラナ科です。
それぞれ色別の花言葉は以下の通り。
- 白色:「純白」「適応力」
- 紫色:「知恵の泉」「優秀」「あふれる智恵」
花の色によって、花言葉のイメージもがらりと変わります。
贈る相手の印象に合わせて、花の色を選んでみるのもいいですね。
花言葉の由来

菜の花といえば、鮮やかな黄色い花を咲かせます。
春の訪れを告げる菜の花が咲くと人々の心が明るくなることから、「快活な愛」や「明るさ」という花言葉がつけられたとされていますよ。
「豊かさ」という花言葉は、黄色い花を咲かせる姿にちなんだもの。
風水では、黄色が「豊かさ」を示すことからつけられました。
また、菜の花はひとつひとつ小さな花が集まって咲いています。
「小さな幸せ」という花言葉は、そんな花の様子が由来になっていますよ。
誕生花にあたる日
菜の花が誕生花にあたる日は以下の通り。
ちょうど菜の花が咲きはじめる、2月や3月の誕生花として扱われることが多いです。
菜の花の特徴

菜の花は、アブラナ科アブラナ属の花の総称です。
アブラナ科の野菜の花芽を菜の花といいますよ。「菜花」や「花菜」とも呼ばれます。
茎の上が枝分かれしていて、先端に小さな黄色の花をたくさん咲かせるのが特徴です。
菜の花といえば黄色い花のイメージがありますが、実は食用できる植物としても有名。
初春が旬の野菜で、葉っぱ・つぼみ・茎の部分が食べられます。
独特のほろ苦さがあるので、どちらかというと少し大人の味わいですね。
おひたしや天ぷらにして食べるのが主流です。
また、菜の花は菜種油の原料にもなりますよ。
「油菜(アブラナ)」という別名は、菜の花が菜種油の原料になることが由来になっています。
そんな菜の花の代表的な種類は以下の通り。
- アブラナ(和種ナバナ)
- セイヨウアブラナ(西洋種ナバナ)
- キザキノナタネ
- 春雷
- ななしぶき
- 黒川寒咲ちりめん
鑑賞用・食用・採油用として、いろいろな楽しみ方ができるのも菜の花が持つ魅力のひとつです。
菜の花畑へ足を運んでみたり、菜の花を食べてみたり。
菜の花を通して、春の訪れを感じてみるのもいいかもしれません。
菜の花の基本情報
菜の花の種類や開花時期など、基本情報についてまとめてみました。
| 科・属 | アブラナ科アブラナ属 |
|---|---|
| 和名 | 菜の花・西洋油菜 |
| 英名 | Turnip rape・Chinese colza・Rape blossoms・Canola flower |
| 学名 | Brassica rapa |
| 原産地 | 大西洋岸、地中海沿岸 |
| 開花期 | 2月~3月 |
| 見頃の季節 | 3月 |
2月~3月に開花するので、3月が見頃です。
関東の場合、3月下旬にはきれいな菜の花畑が見れることでしょう。