禁煙の日とは?
毎月22日は、禁煙の日です。
この日は、禁煙推進学術ネットワークが禁煙の推進を目的に制定した記念日になります。
禁煙推進学術ネットワークは、禁煙を推進する32学会が参加している団体です。(2020年現在)
団体が結成された当時は、9学会からスタートしていることから、禁煙の大切さがうかがえますね。
世界的に目を向けると、世界保健機関(WHO)が制定した記念日。
5月31日の世界禁煙デーがあります。
禁煙は国内外問わず、重要な取組になっていることが分かります。
毎月22日が記念日になった理由
禁煙の日の日付は、なぜ毎月22日になったのでしょうか。
日付は、数字の2を白鳥(スワン=吸わん)に見立てたことに由来します。
22(スワンスワン=吸わん吸わん)から毎月22日が禁煙の日の日付になりました。
数字の2を「吸わん」に発展させているのは、とてもおもしろいですね!
ちなみに禁煙の日のスローガンは「毎月22日は“禁煙の日”。スワンスワン(吸わん吸わん)禁煙を!」です。
ダジャレが効いたスローガン!禁煙に関心を持ってもらえそうですね。
禁煙の必要性
禁煙推進学術ネットワークでは、喫煙の重要性を次のように紹介しています。
喫煙は、世界保健機関(WHO)も指摘しているように、予防可能な単一で最大の「病気(喫煙関連疾患)の原因」です。喫煙は、肺がんを含む多くのがん、心筋梗塞などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、消化器疾患、歯周疾患、胎児の成長障害を含む周産期合併症、周術期合併症、その他さまざまな病気や健康障害の原因となっています。しかし、禁煙することによって、これらの疾患や死亡を確実にかつ劇的に減らすことができるのです。
引用元:禁煙推進学術ネットワーク「禁煙の日」とは?
喫煙による病気のリスクが、非常に大きいことが分かりますね。
実は日本人の死亡原因を調べた研究によると、喫煙や受動喫煙による死亡率は大変高いことが分かっています。
喫煙による健康被害は、自分はもちろん、周囲の人にも影響するため、なるべく早く禁煙をスタートしたいですね。
参考:禁煙推進学会ネットワーク「喫煙・受動喫煙の害について知ろう・伝えよう」
禁煙のメリット
禁煙によるメリットはさまざまあります。
- 目覚めがさわやかになる
- 咳や痰が止まる
- 食べ物がおいしく感じられるな
- 火の不始末による家事の心配がなくなる
- 年間約16万の出費がなくなる(1日1箱(1箱440円))
- 部屋のヤニ汚れがない
出費が減れば、旅行や趣味、貯金などに使えます!
禁煙をすることで、より快適で健康的な暮らしを手に入れることができそうですね。
毎月22日は、禁煙の日です。
スワンスワン(吸わん吸わん)の意識で、禁煙をしていきたいですね。