共育の日とは? 日にちや特徴について
毎月19日は、「共育の日」です。
これは、フォーラム21「梅下村塾」が定めた記念日ですよ。
フォーラム21「梅下村塾」とは、日本の代表的な企業による異業種交流の場で、明日の日本を考える活動をしているグループのことです。
共育の日は、そんなフォーラム21「梅下村塾」が「子どもの教育に親、地域、学校が共に関わり、共に育み、共に育つ『共育(きょういく)』を考え、実行する日に」という思いが込められて制定されました。
共育の日が毎月19日である理由
そもそも、なぜ共育の日が毎月19日になるのか、理由が気になるところですよね。
これは、「共育」の「育(いく)=19」という数字の語呂合わせから決められたのだそう。
ちなみに、毎月記念日があるのは、「月に一度は次世代のことを考えよう」という思いがこめられています。
フォーラム21とは
「共育の日」を定めたフォーラム21について、もう少し詳しく紹介しましょう。
フォーラム21は、1987年(昭和62年)に設立発起人会を開催して、同年8月に設立した団体です。
現在のNTTやサントリー、大和証券、リクルートなど名だたる企業の社長が集まり、21世紀の日本や世界を担う新しい指導者育成に力を入れようと設立されました。
なお、フォーラム21の主な活動は以下の通りです。
- 全体会議でテーマについて研究、討論する
- 分科会でテーマについて研究、討論する
- 特別講演会の開催
- 会報発行
- フォーラム21OB会の運営
- フォーラム21総会の開催
1999年に行われたフォーラム21総会では、専務理事に就任していた梅津昇一氏が当時の経団連会長に、直接指導する姿を賞賛されました。
その功績から「平成の松下村塾たれ」との思いをこめ、「梅下村塾」と命名されたのが、フォーラム21「梅下村塾」と呼ばれている由来です。
ちなみに、これまでの修了生は1,000人を超え、現在も各期約40人で育成を続けていますよ。
教育について考えるきっかけになる日
「共育の日」のことも、フォーラム21のことも知らなかったのですが、子どもの教育、そして子どもたちの未来について考えることは、大切だなと感じました。
フォーラム21のように日本や世界をテーマに掲げるのは難しいものの、家庭で子育てについて話すなど、自分ができることからチャレンジしてみようと思います!