菜の日とは?
毎月31日は、菜の日(さいのひ)です。
菜の日は、一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が制定した記念日で、野菜の「菜」に由来しています。
野菜は、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれているため、体の調子を整える効果があります。
そんな野菜を中心とした、バランスのいい食生活を心掛けて欲しいという思いが込められた記念日です。
参考:31日は菜の日
毎月31日が記念日になった理由
菜の日の日付は、なぜ毎月31日なのでしょうか。
日付の31日は「菜(さい)」と読む語呂合わせです。
31日は1年に7回あります。
野菜摂取への意識を継続的に促せることから、毎月31日が記念日の日付になりました。
菜の日のキャンペーン
一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」は、毎月31日または月末を「カラダの決算日」として、野菜の摂取啓発イベントや食育活動を行っています。
またスーパーでは、売り場に菜の日のポスターやのぼりなどを掲示し、健康的な食生活の提案を広めていますよ。
日ごろ足を運ぶ、スーパーで定期的に菜の日を告知してもらえると、野菜摂取への意識が高まりますね。
目標は1日350g
ところで、野菜中心のバランスのいい食生活には、どれくらいの野菜が必要なのでしょうか。
厚生労働省によると、健康のためには1日350g以上の野菜を食べよう!と掲げられています。
1日350gといわれても、イメージしずらいかもしれませんね。
目安は、野菜を主材料とした料理を1日に5皿食べるといいそうですよ。
たとえば、小皿や小鉢の「ほうれん草のおひたし」「野菜サラダ」「きんぴらごぼう」なら1皿とカウント、大皿の野菜炒めなら2皿とカウントするくらいのイメージで、1日5皿です。
細かな量は気にせず、まずは皿数を目安に進めるといいですね。
1日1皿増やしてみよう
では、1日350gの野菜を食べることはできているのでしょうか。
厚生労働省(平成30年)の「国民健康・栄養調査」によると、一人当たりの平均野菜摂取量は目標の350gに対して、60~80gほど少ない量になっています。
不足分を補おうと思うと、1日1皿増やすイメージでしょうか。
野菜料理を、1日1皿増やすと、目標達成がグッと近づきそうですね。
野菜好きにするテクニック
野菜が苦手な子どもにはちょっとした工夫があると、野菜を美味しく食べてもらいやすくなるそうです。
菜の日を制定した、一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」では、子どものための食育教材として「お家で実践!野菜好きにするテクニック」を紹介しています。
野菜好きにするテクニックはこちら。
- 動物や乗り物の型抜きをする
- 子どもに野菜を選ばせる
- 食べやすい大きさや固さにする
- 温野菜サラダで食べやすくする
- 大好きなメニューに野菜をプラスする
- 家庭菜園で野菜を作る
- 野菜料理を一緒に作る
簡単にできることもありますね!
できるところから実践してみましょう。