食育の日の意味や由来とは?毎月19日が記念日の理由について解説

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食育の日の意味や由来とは?毎月19日が記念日の理由について解説
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食育の日とは?

毎月19日は、食育の日です。

この日は、農林水産省が取り組む「食育推進施策」のひとつ。
平成18年の食育推進会議で、作成された食育基本計画で制定された記念日になります。

食育の日は、国が取り組む施策のひとつなんですね。
毎月19日の食育の日には、自分や家族の食について考えてみるのもいいかもしれません。

毎月19日が食育の日になった理由

食育の日の日付は、なぜ毎月19日になったのでしょうか。

食育の「育(いく)」が「19」を連想させることに由来します。

加えて「食(しょく)」が「しょ→初→1、く→9」が「19」を連想させることも、食育の日が19日になった理由とされています。

そしてもうひとつ、第1回目の食育推進会議が平成17年10月19日に開催されたことにも配慮されているそうです。

毎月の記念日にすることで、継続的な食育活動を呼びかけられそうですね。

食育とは?

そもそも食育とは、どのようなことでしょうか。

農林水産省では食育について次のように紹介しています。

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。

引用元:食育の推進

生きる基本「食」を健全にすることで、心身ともに健康的な人を増やしていこう!ということですね。

食生活の乱れは、生活習慣病の原因といわれています。
食育を取り入れることで健康意識を高めたいですね。

食育の取り組み

では具体的にはどんなことを意識すると「食育」になるののでしょうか。

たとえば、健康づくりに役立つ「食事ガイドバランス」は、病院や学校などの掲示物で見かける機会があるかもしれません。

食事ガイドバランスは、食事の望ましい組み合わせとおおよその量がイラストになっていて、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを考える時の参考にできます。

また日本の気候風土に適した米(ごはん)を中心に、魚や肉、野菜、豆類などのおかずを組み合わせて食べる日本型食生活を取り入れることも食育です。

農林水産省の第3次食育推進基本計画では、次のような項目を食育推進として掲げられています。

  • 朝食を欠食する国民を減らす
  • 栄養バランスに配慮した食生活を実践する国民を増やす
  • 朝食または夕食を家族と一緒に食べる
  • 栄養バランスに配慮した食事をとる
  • 農林漁業体験をする

食育といっても取り組みはいろいろです。
できることからはじめて、続けていきたいですね。

おまけ:毎年6月は食育月間

食育の日が制定された食育推進基本計画の中では、食育月間も定められています。

食育月間は、毎年6月です。
6月は新年度が始まって少し落ち着いた時期にあたること、食育基本法を成立した月が平成17年6月に当たることから、6月が食育月間と定められたそうですよ。

食育月間には、国や地方公共団体、関係団体などが協力して食育運動を実施しています。

毎年6月の食育月間。
そして毎月19日の食育の日には、食についてしっかり考えていけるといいですね。

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この記事を書いた人

脇田知子

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