ツバキの花言葉
ツバキといえば、庭木としても人気ですね。
日本の代表的な花木のひとつです。
そんなツバキの花言葉は以下の通り。
- 「気取らない優美さ」
- 「控えめな優しさ」
- 「誇り」
英語だと、以下のような花言葉になります。
- 「admiration(敬愛・感嘆)」
- 「perfection(完全・完璧)」
冬の厳しい寒さの中でも、凛と咲くツバキらしい花言葉が多いですね。
色別の花言葉
ツバキは、色によって花言葉が違ってきます。
そんなツバキの色別に花言葉をまとめてみました。
- 赤色:「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」「控えめな素晴らしさ」
- ピンク色:「慎み深い」「控えめな美」「控えめな愛」
- 白色:「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」「申し分のない魅力」「理想の愛」
- 黄色:「円満」「謙虚さ」「理想の愛」
- 黒色:「気取らない優雅さ」
赤いツバキは気品さ、ピンクのツバキは愛らしさ、白いツバキは可憐さを感じさせるような花言葉になっています。
メッセージを込めてツバキを贈るのであれば、色別の花言葉も考慮して贈ってみるのもいいですね。
花言葉の由来
ツバキは、どちらかというと華やかで派手なイメージの花。
しかし、ツバキの花には香りがありません。
いかにも香りが強そうな見た目をしているのに、飾らない美しさを持つ花です。
このことから、「控えめな優しさ」や「気取らない優美さ」という花言葉がつけられたとされています。
また、「誇り」という花言葉は、ツバキの美しさを誇らしく思う気持ちから生まれたといわれていますよ。
怖い花言葉の由来
ツバキの花言葉には、「罪を犯す女」という怖い印象を与えるものがあるとされています。
この花言葉は、『椿姫』というオペラ作品が元になっていますよ。
作中に登場する娼婦・マルグリットの愛称が「椿姫」であることにちなんで、同じ名前がつけられました。
マルグリットはアルマンという青年と恋に落ちたことをきっかけに、彼の別荘で暮らすようになります。
しかし、噂を聞きつけたアルマンの父親に「身を引いてくれ」と頼まれ、彼のことを思って身を引く決心をしました。
マルグリットは娼婦に戻り、裏切られたと思ったアルマンは外国へと旅立ち、2人は離れ離れに。
後に、アルマンはマルグリットが裏切った理由を知り、彼女の元へと駆けつけます。
しかし、アルマンが駆けつけたときには、彼女はもうこの世にいませんでした。
もし、アルマンに一言でも相談していれば、2人の道が違うことはなかったかもしれません。
マルグリットが真実を告げなかったことこそが、彼女の罪。
「罪を犯す女」という花言葉の影には、愛する人の未来を思う一途な気持ちが隠されていたわけですね。
誕生花にあたる日
ツバキが誕生花にあたる日は以下の通り。
冬から春にかけて咲く花なので、冬頃の誕生花として扱われることが多いですね。
ツバキの特徴
ツバキは、濃い緑の葉を持つ花木。
漢字では「椿」と書きますが、これは春に花が咲くことを表しています。
海外では「カメリア」と呼ばれていますよ。
ツバキという名前の由来には諸説あって、以下のようなものが由来として挙げられています。
- 艶のある葉から「艶葉木(つやばき)」が転じてツバキになった
- 厚みのある葉から「あつば木」が転じてツバキになった
- 光沢のある葉の「光沢木(つやき)」が転じてツバキになった
ツバキの花ではなく、葉が名前の由来になっているところがおもしろいですね。
ちなみに、寒椿や夏椿も同じツバキ科の植物ですが、ツバキとは品種が異なります。
お見舞いの花としてはタブー
ツバキの花が散るときは、花びらが散るのではなく花首ごとぽろっと取れます。
「落椿(おちつばき)」とも表現されるこの散り際は、人の首が落ちる様子を連想させることから不吉なものとされています。
幕末時代の武士たちも、縁起が悪いので嫌っていたという説があるほどです。
そのため、入院している人へのお見舞いにツバキは適さないとされています。
お見舞い品として花を贈る場合は、縁起のいい花を選びたいところですね。
ツバキとサザンカの違いについて
ツバキとよく似た花に、サザンカ(山茶花)があります。
見た目はそっくりですが、よく観察してみると微妙に違いがありますよ。
ツバキとサザンカを見分けるときは、以下のような点を意識してみましょう。
- 花が散るときに、まるっと花首から落ちるのはツバキ
- 花が散るときに、花びらが落ちるのはサザンカ
- 葉のふちがあまりギザギザしていないものはツバキ
- 葉のふちがギザギザしていたらサザンカ
- 12月〜4月頃に咲くのはツバキ、10月〜12月頃に咲くのはサザンカ
品種によっては開花時期が異なるので、花の散り方や葉の形で判断するのがいいですね。
ツバキの基本情報
ツバキの種類や開花時期など、基本情報についてまとめてみました。
| 科・属 | ツバキ科ツバキ属 |
|---|---|
| 和名 | 椿・海柘榴 |
| 英名 | Camellia |
| 学名 | Camellia japonica |
| 原産地 | 日本・中国・東南アジア |
| 開花期 | 11月〜12月頃、2月~4月頃 |
| 見頃の季節 | 3月〜4月 |
冬から春にかけて咲く品種が多いので、3月〜4月頃が見頃です。
また、早秋咲きのツバキは9月~10月にかけて咲くので、品種が異なれば長く楽しめます。