香りの記念日の意味や由来とは?10月30日が記念日になった理由、香りとゆかりのある場所も紹介

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香りの記念日の意味や由来とは?10月30日が記念日になった理由、香りとゆかりのある場所も紹介
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香りの記念日とは?

毎年10月30日は、香りの記念日です。

この日は、香りの文化を提唱する街「石川県七尾市」が制定した記念日になります。

石川県七尾市では、香りグッズの全国コンクールや香りを活かした商品開発などを行い「香りのあるまち七尾」を全国に発信していますよ。

10月30日が記念日になった理由

香りの記念日の日付は、なぜ10月30日になったのでしょうか。

日付は、国民文化祭初の香りイベントが石川県で開催された日に由来します。

石川県能登市で1992年10月30日、第7回国民文化祭「世界の香りフェアIN能登」が開催され、この日が香り記念日の日付となりました。

国民文化祭とは?

香りの記念日の日付に由来する、国民文化祭とは、どんなものでしょうか。

文化庁によると、次のように紹介されています。

国民文化祭は,観光,まちづくり,国際交流,福祉,教育,産業その他の各関連分野における施策と有機的に連携しつつ,地域の文化資源等の特色を生かした文化の祭典であり,各種の文化活動を全国規模で発表,共演,交流する場を提供するとともに,文化芸術により生み出される様々な価値を文化芸術の継承,発展及び創造に活用し,一層の芸術文化の振興に寄与するものです。

引用元:文化庁 国民文化祭

国民文化祭は、地域の特色を生かしながら演劇や吹奏楽、美術作品などを発表する文化の祭典なんですね。

ちなみに国民文化祭は、国文祭と略されたり、文化の国体と呼ばれたりもしていますよ。

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香りとゆかりのある場所

香りの記念日を制定した、石川県七尾市は「香り」とゆかりのある地域として知られていますよ。

石川県七尾市にあるシッケ遺跡をはじめとする、七尾城下町の遺構では香炉が発見されています。

遺跡の時代は1500年代です。
石川県七尾市では古くから、香りを楽しむ文化があったと考えられています。

石川県七尾市が、地域の文化「香り」をテーマにした国民文化祭を開催したことはもちろん、香りの記念日を制定した地域であることも、歴史を知るとうなずけますね!

参考:石川県七尾市 ななおの彩り

癒しを香りから

石川県七尾市では、香りの記念日にちなんだ、さまざまなイベントが行われています。

たとえば、小学生を対象とした「お香作り教室」や「香炉作り教室」をはじめ、香り文化講座、香りコンサートなどが行われています。

また10月30日の香りの記念日には、金沢市街を中心に街頭広報などが行われました。

ちなみに、街頭広報で配られる品には、石川県の県木「アテ」の葉の香りがほのかに添えられたそうです。

「香りに癒された~」という経験をもつ方は、多いのではないでしょうか。

10月30日、香りの記念日には、好みの香りで癒されたり、大切な人に香りで癒しを贈ってみるのもいいかもしれませんね。

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この記事を書いた人

脇田知子

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