国産なす消費拡大の日とは?
毎月17日は、国産なす消費拡大の日です。
国産なす消費拡大の日は、冬春なす主産県協議会が「茄子の消費を増やすこと」を目的に制定した記念日になります。
国産なす消費拡大の日は、みんなにもっと茄子を知ってもらいたい!もっと食べてもらいたい!という思いが込められているんですね。
冬春なす主産県協議会とは?
冬春なす主産県協議会は、冬春なすの主産県6県の組合で構成されています。
冬春なすの主産県6県は、こちらです。
- 佐賀県
- 徳島県
- 福岡県
- 高知県
- 熊本県
- 岡山県
四国・九州の県で構成されているんですね。
冬春なすは、ハウスで栽培されるため、出荷できる期間が長く収穫量が多いそうです。
ちなみに、農林水産省(平成24年)の統計によると、茄子の収穫量が多い都道府県の一位は高知県、二位は熊本県なんですよ。
毎月17日が記念日になった理由
国産なす消費拡大の日の日付は、17=なすの語呂合わせです。
実は、冬春なす主産県協議会では、国産なす消費拡大の日を制定する前に「なすび記念日」を制定しています。
なすび記念日は、4月17日です。
由来はこちら。
- 4月17日=よいなすの語呂合わせ
- 冬春なすは4月が最盛期であること
- 毎年4月に茄子が将軍家(徳川家康)に献上されていたこと
- 茄子好きの徳川家康の命日が4月17日であること
参考:JA全農業おかやま
つまり、国産なす消費拡大の日の日付は、シンプルに17=なすの語呂合わせなんですね。
茄子にまつわる記念日
日本記念日協会のよると、茄子にまつわる記念日は、国産なす消費拡大の日、なすび記念日に加えて、水なすの日があります。
水なすの日は、5月20日です。
水なすの日は、大阪府漬物事業協同組合が「水なすのおいしさをもっと広く知ってもらいたい」という思いを込めて制定されました。
みずみずしく柔らかい果肉が特徴の水なすは「水なす漬」にすると、とても美味しいそうですよ。
記念日にちなんで、食べてみるのもいいですね。
おまけ:茄子消費が多い都市は?
日本全国で、茄子が最も消費されている地域はどこだと思いますか。
総務省統計局(平成27~29年)の統計によると、茄子への支出金額が最も多かったのは「京都市」でした。
京都には京野菜のひとつ、賀茂なすがありますね。
美味しい茄子を、より美味しく食べられる食文化が根付いているのかもしれません。
ちなみに、茄子への支出金額が最も少なかったのは「那覇市」でした。
「茄子をもっと食べて欲しい!」という思いが込められた、国産なす消費拡大の日に、茄子を使った料理を食べてみるのもいいですね。