知恵の日とは?
毎年11月7日は、知恵の日です。
この日は、朝日新聞社が制定した記念日になります。
朝日新聞社が提供する現代用語事典「知恵蔵(ちえぞう)」が1988年に発刊されたことで、制定された記念日です。
11月7日が記念日になった理由
知恵の日の日付は、なぜ11月7日になったのでしょうか。
日付は、朝日現代用語「知恵蔵」が発刊された1988年11月に由来します。
知恵蔵とは?
記念日の制定に由来する「知恵蔵」とはどのようなものでしょうか。
知恵蔵は、朝日新聞社が提供する現代用語辞典です。
1989年紙媒体として発刊され、2008年以降はインターネット上で提供されるようになりました。
現在の知恵蔵については、次のよう紹介されています。
刻々変化する社会の最新用語と基本用語を解説した現代用語事典です。朝日新聞社発行「知恵蔵2007」のデータを元に、データを新規に追加、または更新をしています(毎年春に更新)。
引用元:朝日新聞社 聞蔵Ⅱ
毎年春に最新版に更新されているんですね。
収録されている用語は約8,000語で、ジャンル別に閲覧できます。
ジャンルはこちら。
- サイエンス・テクノロジー:エネルギー技術、コンピューター、原子力など21分類
- スポーツ:サッカー、野球、相撲など9分類
- 国際関係:国際政治、東南アジア、軍備管理・軍事技術など17分類
- 政治:選挙、国会・政党、地方自治など9分類
- 文化・芸術:文学、演劇、映画など13分類
- 生活:くらしの法律、医療、食生活など19分類
- 社会:環境、インターネット・IT社会、流行語など16分類
- 経済・産業:日本経済、労働・雇用、消費・流通・マーケティングなど15分類
ジャンルが細分化されているので、探しやすそうです。
現在は法人向け有料サービスとして提供されています。(2020年10月現在)
コトバンクなら無料利用が可能
知恵蔵の名称でのサービスは有料となりましたが、用語解説サイト「コトバンク」で無料利用ができます。
コトバンクは、朝日新聞社と講談社、小学館が2019年に共同設立した用語解説サイトです。
辞典・百科事典としてはもちろん、報道記事中の用語解説にも力を入れています。
情報は、知恵蔵に加えて、マイペディア、デジタル大辞泉などがソースになっていますよ。
知恵とは?
「知恵」とは、計画をして正しく処理していく能力とされていました(参考:デジタル大辞泉)。
情報があふれる現代では、知恵をもって正しい判断をしていくことは非常に大切だと感じましたね。
先人の知恵を生かしながら新たな知恵を身につけ、知恵を活かした生活ができるといいと思いました。
11月7日は、知恵の日です。