放送記念日の意味や由来とは？記念日が3月22日になった理由も解説

放送記念日とは？

3月22日は「放送記念日」です。

日本で初めてラジオが発信された日ですよ。

放送記念日は、日本初のラジオ放送を記念して、NHKが1943年に制定しました。

記念日は一般社団法人日本記念日協会に登録されています。

放送記念日が3月22日になった理由は、ラジオの仮放送が始まった日だからです。

1925年3月22日、東京都港区芝浦の仮送信所で、NHKの前身である社団法人東京中央放送局が日本で初めてラジオの仮放送を行いました。

記念すべき日本初のラジオ放送は、1925年3月22日の午前9:30、京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにち只今より放送を開始します」の第一声でスタートしました。

＊JOAKは、東京放送局のコールサイン（呼出符号）です。

日本のラジオは、1925年3月22日の午前9:30にスタートしました。

当時は「探り式鉱石受信機」という機種を使用しており、性能があまりよくなかったため、発信地の東京以外ではよく聞こえませんでしたが、その後、大阪や名古屋でも放送がはじまり、半年で10万人、1年で20万人という飛躍的な普及を見せます。

第二次世界大戦後の1950年に放送法が改正されたことで、民間ラジオ局の設置が自由になり、ラジオはさらに普及しました。

放送記念日は、日本初のラジオ放送が行われた日です。

ラジオがあったからこそ、今でもPodcastなどの音声放送が親しまれているのは間違いありません。

3月22日は、久しぶりにラジオを聴いてみてはいかがですか？