世界のウチナーンチュの日とは?
毎年10月30日は、世界のウチナーンチュの日です。
この日は、沖縄県が制定した記念日で、世界にいるウチナーンチュを知ってもらいたい!という思いが込められています。
ウチナーンチュとは、沖縄の言葉で「沖縄人」「沖縄の人」を指す言葉です。
沖縄では、「ウチナー」とも呼ばれているそうですよ。
10月30日が記念日になった理由
世界のウチナーンチュの日の記念日は、なぜ10月30日になったのでしょうか。
日付は、第6回世界のウチナーンチュ大会が開催された日に由来します。
2016年10月30日に開催された「第6回世界のウチナーンチュ大会」において、当時の沖縄県知事・翁長雄志(おながたけし)氏が、世界のウチナーンチュの日を記念日に制定することを宣言しました。
このことから、世界のウチナーンチュの日の日付は10月30日になりましたよ。
世界のウチナーンチュの大会とは?
世界のウチナーンチュの日が宣言された、世界のウチナーンチュ大会とはどのようなものでしょうか。
世界のウチナーンチュ大会は、5年に一度、沖縄県で開催されています。
ウチナーンチュ大会には、ウチナーンチュ(=沖縄県人)が国内外問わず多く参加するのに加え、「沖縄が大好き!」という人も広く参加していますよ。
戦前、戦後における沖縄の経済を救済したウチナーンチュは、世界に約42万人いるといわれているそうです。
記念日を通して、ウチナーンチュが広くつながるといいですよね。
ウチナーンチュとつながろう
世界のウチナーンチュ日にあたる10月30日には、例年トークイベントが開催されています。
また2020年には「世界のウチナーンチュの日 オンライントークイベント」と題し、オンラインによるトークライブ、ビデオメッセージによるプログラムなども用意され、ウチナーンチュのつながりが続いています。
沖縄県からウチナーンチュが世界へ渡った1900年が、沖縄移民の歴史の始まりです。
沖縄県では、世界のウチナーンチュネットワーク公式サイトを設け、100年以上前から世界に渡ったウチナーンチュをつなぐためのバックアップをしています。
ウチナーンチュはもちろん、沖縄が大好きな方も、世界のウチナーンチュ大会に参加してみるといいかもしれません。